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社長小西です。

先週の会議で話した、VEについて
こちらでも紹介したいと思います。

バリューエンジニアリング(Value Engineering)とは、
※価値(=機能・性能・満足度など)を最大にしようという手法。VEと表現される。
関係を式に表すと、以下のような式で表される。
価値(Value) = 機能(Function) / コスト(Cost)
バリューエンジニアリングの目的は、対象品、サービスの価値改善、価値創造である。
バリューエンジニアリング活動を実施する際は、異なる分野の専門家を集めることで組織横断的なチームを編成する。これは、多角的な視野により分析を行うことで、新たな切り口による価値改善を目指すためである。

バリューエンジニアリングについて、小西なりの考えを話したこと

バリューエンジニアリングとは駆け引き的なコストダウンとは違います、
マネジメントのシステム的なコストダウンともちがいます。
VEとは私たち設計者が持つ技術や能力により工夫し考えることで、
それにより創りだす価値や満足度になります。
これが私たちの存在意味であり、
設計者(技術者=エンジニア)がマネジメントを行う利点でもあります。
技術者がこれをできない、
また(ネット)化社会であり、スマート(賢さ)を求める時代、
漫然と作業をしているだけではマシーンやソフト、海外の安い労働力などに置き換えられてしまいます。
これらのことは今後、自分たちが存在することの意味であり、
依頼者からすると依頼する必要性の判断基準となります。

※他の専門技術者のVEを引きだすことも私たちのマネジメント能力(VE)です
※先日、話題の東電専務が納入業者コストの比較をしない理由として、安全リスクのことを挙げたことに
対して、審査委員が「安全リスクを考えるのは当たり前!その上でコスト努力をするのが常識」と激怒していたように弊社もリスクや業務状況等に逃げることは社会がゆるしてくれません。

設計・マネジメントにおけるVEの具体例
・設計により、業種を少なくすることで同じコストで高い価値を生み出す。
・価値(バリュー)はコストだけでは無い、個別の価値観にも左右される。
・ゴミを出さない、資材を最小限化など、シンプルなデザイン・経済寸法など合理的設計。
・手間がかからない、捨てない、使わない、無駄にしないなどスマートな設計
・御用聞き、人に流される設計者ではなく、自らイニチアチブをもつ設計者
・「単にかかる費用を積み重ね」逃げないで自分の価値を出す
・専門技術者)のVEを引きだす、目標額を定める
・自分の行動を合理化して、VEを生み出す時間を作る
・○○だから出来ないという理由を優先に考えるのではなく出来ることを優先して考える
・VE等で発生するリスクを冷静にかつ賢く、取り除く、手段を考える

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