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社長 小西です。
事務所でスタッフが電話で施工業者さんと話しているのを聞いてみると
『○○様の○○工事額○○円でお願いします!!』
『○○の掛け率○○%でお願いします!!』
『いいですか!ありがとうございます!!』
と言う嬉しそうな声が聞こえてくる。
私がハウスメーカー時代には良く聞いた会話で
ハウスメーカーでは一括請負で顧客と決めた一定の請負額に対し
仕入れを一円でも安く交渉できたら
建築会社は儲かるわけでそれが個人のボーナスにも響いてきます。
 
しかし、上記の会話は普通の設計事務所ではあまり聞かない会話です。
本来、設計事務所は設計料だけが報酬ですから
工事額が安くても高くても実利害がありません
形態も建築主様と施工者が直接契約するわけですから
設計者には関係ありません。
もっとも、設計事務所がバックマージンを施工者からもらっているとしたら
施工者の益を考えなければならない立場に落ちてしまうわけですが
そんな時代劇の悪代官のようなことは無いとして考えると
本来、工事額の交渉をいくらしても設計料が上がるわけでもなく
交渉のモチベーションは上がりにくいことなんです。
 
その為か私の知り合いで分離分割発注方式をやっている建築家の多くは
『分離分割発注方式で工事額が安価になるわけではありません、透明性が高く
合理的で妥当な金額を探し出すのが利点です。』
とか
『コストだけ言うと一括請負方式の方がスケールメリットなどで安くなります。』
などと言う方もおられます(むしろこちらの方が多い)
上記の考え方は間違っているわけではないのですが、
誰かのために交渉をすることがモチベーションとした方が
意欲が沸いてきます。
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