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社長小西です。
先日、歯科医院建築の計画で旭川に行ってきました。
※まだ弊社が設計を担当するか否かは決まっていません。
代々歯科医院をされている方で
現在の歯科医院を建て替える計画です。
現医院をいろいろ確認させていただき
その後現院長(お父様)と話をうかがうことができ
その中で看板の話となりました。
今はグローバル時代であり
情報公開時代でもありますので
医院に限らず、
看板の計画は重要なことです、
経営にも左右するかもしれません。
将来の院長(息子さん)からうかがった話など
色は何?
どこに設置する?
という話になり、
そのうち、前院長(祖父様)が言っていた、
看板についての話になりました。
日頃、前院長は
「医者に看板はいらない、
腕が良ければその評判で患者は来てくれる」
と言っていたと言います。
また、
歯科医院の看板には「歯学博士」という言葉を
入れてはいけないという決まりがあるそうです。
職能者は生産物としての商品は無く
職能者の価値は自身にあるわけで、
それはそれぞれの価値であり
広告商品としてはいけないということだと思います。
この辺は建築家に言われているのと同じで
日本建築家協会の行動規範などではこのようなことが言われます。
「建築家の価値は建築家自身に依存しており、
その産物に価値があるわけではない」
この前院長の言葉を聴いて
気が引き締まると共に
なんだか心がわくわくする気持ちがしました。