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社長小西です。


最近古い建物が雪の重さによる倒壊事故が多くなっています。

小西建築工房の事務所の屋根を不安そうに見ている方がいました。
下から見ると雪が2メートルくらいあるように見えるのです。

実は玄関ポーチ部分は2段になっていますので
2つの屋根の雪が合わさってすごく多く見えるのです。
実際にはそんなに多くはありません。

雪の量は
建築基準法や市条例等で
構造安全の係数が決められています。

札幌市は積雪荷重(令86 条、市規則21 条)の係数を
市全域を多雪区域とし、次のように定めています。

積雪が1.4m、圧力は30 N/m2・cm以上
その他
南区のうち 小金湯、定山渓温泉東1丁目~4丁目、
定山渓温泉西1丁目~西4丁目、定山渓、豊滝 1.9m で
圧力は30 N/m2・cm以上

簡単に言うと
圧力は「圧力(Pa)=面を垂直におす力(N)÷力がはたらく面積(m2)」
で表し、 力の単位は「N」で100gの物体にかかる重力が1Nで
約3kgの物体にはたらく重力は,
3kg=3000g(「kg」を「g」に直す) 3000÷100=30(N)
それに面積を入れてm2、それに積雪厚みcmをかけて荷重になります
※屋根勾配やその他換算方法により変わることがあります。

実際の計算では上記の係数に安全率を考慮しますので
札幌市の係数を超えても簡単には倒壊することはありませんので安心ですが
あまり多くなったり、雪庇が出来た場合などは
バランスが悪くなったり、一部に荷重がかかり偏重となる
こともありますので安全に注意して雪下ろしを行ってください。



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